ビール残すのもったいない

起きたら枕元に必ず半端に残っている缶ビールがある。

だいたい、とかじゃなくもう必ずある。

毎日頭上に鎮座されとる。

 

それを今飲んでいるんだけど、もうね、グッとくる。

何調子に乗って発泡酒じゃない本物のビール開けてんの?とか

その一人飲み会は楽しかったのかい?とか

おいお前自分のキャパ見誤ったなあ!とか

 

酒好き酒好きと言われ続け言い続け、気がついたら最近では酒にのまれているようです。

例えるなら付き合った彼女の尻に気付いたら敷かれてた感じ。

一緒に料理すんの楽しいなーとかっつって。

「これおいしー」

「そうかー?じゃあおじさん次も頑張っちゃうわw」

「やったー」

次は何つくろうかな?

あいつトマト好きやったな、おいしい?そうかそうか。

ん、じゃあ次はこれを、

ん、じゃあ次はこれを、

ん、じゃあ次はこれを、

ん、じゃあ次はこれを、

 

「なあ、ご飯まだ?」

 

こんなかんじ。

 

朝起きたらいきなり枕元から声が聞こえる。

「なあ、ご飯まだ?」

は?

「わたし今内容量半分ぐらいなんだけど」

は?

「なあ、早くしないと炭酸ぬけちゃうんだけど」

は?いやいや、ごめん今から仕事だから。

「なあ、なんで残すん?」

もう!ごめんて!帰って飲むから!!

 

 

で飲み終わって今、

ごめんな。ほんとごめん。

昨日飲んであげたらよかったわ。

なんや君、炭酸抜けとるわ。

 

ああ、何を書いとるのかわからんくなってきた。

冷蔵庫に一番搾りの500mlあったな、それ空けたら寝よう。

みなさんおやすみなさい。

 

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